【和歌山市】外壁塗装に使用される塗料の特徴|和歌山市リフォームと屋根外壁塗装専門店 屋根塗装外壁塗装コラム
和歌山市、海南市、岩出市の皆さんこんにちは!
外壁塗装に使用される塗料について、インターネットで調べてみると特徴紹介の欄に高耐候性や低汚染等とよく書かれています。
ですが、これらの性能は具体的にどの様な内容なのか、
専門用語を使われているとわかりにくいと思います。
そこで今回は、良く紹介されている項目など 色々な塗料の特徴について、ご紹介していきたいと思います(^^)
高耐候性
まず、耐候性とは「候」とあるように、天候などによる外的要因に対する耐久性がある という意味で、
紫外線や赤外線や雨など、それらに対抗できる耐久性が高いものが《高耐候性》と言います。
どのぐらい耐久性があると耐候性塗料と言う決まりはないですが、
現在一般的に多く使用されている、シリコン塗料は耐候性塗料とされており、耐候性試験において、
2000時間迄はチョーキングが発生しない、という結果になっています。
その為、この耐候性試験で3000時間以上の塗料は高耐候性塗料です。
低汚染
低汚染塗料とは、塗膜に特殊なコーティング技術が施された塗料です。
この特殊なコーティング技術により、塗膜の密度を高め汚れを付着しにくくする性能を発揮持ちます。
また、親水性が高いので、表面に浮いている不純物などの汚れは、雨水により自然と流れる事が特徴です。
たとえ汚れが付着していても、表面に軽く付くぐらいです。
それにより雨が塗膜と汚れの間を流れていくため、汚れを流し落としてくれる仕組みとなっております。
さらに、塗膜に対しての汚れの密着度が低い事で、大きなクリーニング効果を得ることが出来る、非常に画期的な塗料です。
塗膜が汚れにくいという事は、美観的メリットだけでなく 塗膜の劣化を抑えられるメリットもあります。
結果的に、建物の高寿命に繋げる事が出来ます。
外壁塗装次第で、建物の寿命にも大きく関わる為、塗膜が長持ちする建物は50年以上も維持する事が可能となります。
ですので、低汚染塗料というのは汚れに強いだけではなく寿命も一緒に高めることができる塗料です。
遮熱塗料と断熱塗料
建物躯体の太陽光による熱上昇を防ぐ塗料として、遮熱塗料と断熱塗料があります。
この二つの塗料の特徴は、同じだと思われている事が多いですが、実際のところ それぞれ内容が異なります。
遮熱塗料の特徴
遮熱塗料の特徴は、簡単にご説明いたしますと 建物に与えられる熱を「反射」させる働きがあります。
太陽からの近赤外線を効率よく反射し、建物が受ける熱の影響を軽減させる事で、
室内に太陽の熱が伝わらなくなり、室内の温度上昇・輻射熱・人工排熱によるヒートアイランド現象を防ぐことができます。
また、室内の温度を下げてくれる働きがある為、夏には涼しい環境が維持でき 省エネ効果も期待できます。
断熱塗料の特徴
対して、断熱塗料の特徴は 簡単にご説明いたしますと、熱が建物内に与えるの抑えるという働きがあります。
太陽光からの熱源を塗膜に溜め込むのは、断熱材と同じような発想になります。
この理論だと少しずつ塗膜の温度が上昇し、また、冷めにくく、夜間に放熱をしますので、ヒートアイランド対策には不十分です。
ターペン可溶
弱溶剤系のターペン可溶形の塗料は灯油に近い成分である石油炭化水素により、
合成されたシンナーの事です。
弱溶剤塗料と呼ぶことが多いターペン可溶塗料は、他にもNAD形塗料や非水エマルション塗料とも呼ばれます。
防藻
家の壁に生えるコケは、住宅の美観を大きく損ないます。
そして、水分を保持してしまうためカビが活性しやすい環境になり、藻が塊になって剝離することで、配管詰りの原因となります。
また、屋根に生じたコケを放置し続けると屋根材が劣化し、更に増殖し盛り上がっていくと、雨の排水が困難になり雨漏りの原因になります。
以上のようなトラブルを防ぐ為、防藻塗料を塗り コケの繁殖を防止します。
防カビ
防カビ塗料は、強力な防カビ剤が配合されているため、長期に渡りカビの発生を防ぎます。
防カビ塗料の種類を大きく分けると、ターペン可溶NAD型アクリル樹脂をベースにしたものと、
水性反応硬化形の2種類があり、共に旧塗膜を侵さず、ヤニ・シミ止め効果・塗料の臭気が残らない等の特徴があります。
水性系の防カビ塗料は あまりシミ止め効果としては期待は弱いです。
塗料選びの際には注意が必要しましょう。
外壁塗装・屋根塗装・防水工事をお考えの方は、岸本建設まで是非一度ご相談ください(^O^)/
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