【和歌山市】水性塗料・油性塗料はどっちがいいの?メリット・デメリットをご紹介!|和歌山市リフォームと屋根外壁塗装専門店
Contents
- 1.水性塗料と油性塗料の違い
- 2.水性塗料のメリット
- ①シンナーなどの溶剤を使用していないため臭くない
- ②油性塗料にも劣らない塗料も多くある
- ③保管が簡単で手間がかからない
- ④溶剤中毒にならない
- ⑤1液性の塗料が多い
- ⑥値段が安い
- 3.水性塗料のデメリット
- ①油性塗料より塗膜寿命が短い
- ②塗布できない素材がある
- ③艶落ちが早い
- ④低温での施工が難しい
- ⑤塗装工事中に雨が降ると塗布した塗料が流れる場合がある
- 4.油性塗料のメリット
- ①確実に強く強靭な塗膜を作れる
- ②下塗り無しでも塗布できる場合がある
- ③金属にもちゃんと密着する
- ④乾燥が早い
- ⑤艶の維持
- 5.油性塗料のデメリット
- ①臭気
- ②価格が高い
- ③保管に注意が必要
- 6.まとめ
和歌山市、海南市、岩出市の皆さんこんにちは!
今回は、2種類ある塗料のメリット・デメリットのお話をしていきます。
1.水性塗料と油性塗料の違い
塗料には”水性”と”油性”の2種類あり、この2つは『何で塗料を溶かしているのか』で違ってきます。
塗料に含まれている成分は、下記の表の通りです↓
顔料 | 色をつける |
樹脂 | 塗膜を作る |
硬化剤 | 樹脂を固める |
添加物 | 性能を向上させるための、色々な機能を追加する |
塗料にそれぞれの成分が含まれていて、水性と油性の一番大きな違いは
『水』で溶かしているか『有機溶剤』で溶かしているかです。
水性ペンと油性ペンにも性能に違いがあるように、もちろん水性塗料と油性塗料にも違いがございます。
それはメリット・デメリットと同じような内容になりますので、ここからはそれぞれの塗料の
メリット・デメリットについてご紹介していきます(=゚ω゚)ノ
2.水性塗料のメリット
①シンナーなどの溶剤を使用していないため臭くない
水性塗料は溶剤の替わりに、水を主成分としています。
そのため、塗料独特の嫌な臭いを発する事がなく、塗料の成分の臭いはしますが
あくまで塗料の成分であり溶剤では無いので、人体への影響はありません。
②油性塗料にも劣らない塗料も多くある
今までは外部塗装の場合、油性塗料を用いる事がほとんどでしたが、
科学が進化してきたおかげで、外部対応を可能とした高い強度を得た水性塗料が増えてきました。
油性塗料とそう変わらない強さを持っているため、水性塗料で外部塗装工事できるようになりました。
③保管が簡単で手間がかからない
油性塗料の場合、引火性のある溶剤が含まれておりますので、比気の問題など様々な注意をしなければなりません。
しかし、水性塗料は主成分が水でできていますので、材料の保管の際 直に注意する事はありません。
④溶剤中毒にならない
溶剤が含まれていると溶剤中毒の心配が非常に高いですが、
水性塗料はシンナーなどの溶剤が含まれていませんので、臭いを吸う事で気分を害するなどの体調不良が起きません。
換気ができないような狭い室内での作業でも問題ありません。
お施主様や近隣の方々に対しても優しいですが、直に作業を行っている職人さんにも優しい素晴らしい塗料です。
⑤1液性の塗料が多い
水性塗料は有機溶剤を配合していない為、1液性の塗料が多くあります。
2液性の様に、攪拌しなければならない塗料ではないので、非常に扱いやすく施工不良もないため、
仕上がりにも良い影響を与えてくれる塗料です。
⑥値段が安い
有機溶剤が含まれていないので、塗料自体の価格がほかの塗料に比べ安価です。
工事全体のコストダウンにも繋がりますので、採用しやすい塗料となっております。
3.水性塗料のデメリット
①油性塗料より塗膜寿命が短い
以前に比べたら、油性塗料に負けない強さを持つようになったのですが、
水性塗料には有機溶剤が含まれていない分、油性塗料よりも強い塗膜を作る事はどうしても難しいです。。
強度は同じぐらいでも耐久性に劣ってしまいます。
②塗布できない素材がある
水性であるため、水をはじく鉄部などの素材には塗装が難しいです。
塗布を可能にする下塗り材は存在します。
③艶落ちが早い
こちらも耐久性面と同じく有機溶剤が含んでいないので、早めに艶も落ちてくる傾向です。
艶有り塗料を塗布しても、数年後にはで艶感は落ちてくるので艶感を楽しみたい方には油性塗料をオススメいたします。
④低温での施工が難しい
水性なので、温度が低すぎると硬化機能が弱くなることで本来の力を出すことができなくなります。
寒冷地での冬の塗装は、工事できない日が出てきたりします。
⑤塗装工事中に雨が降ると塗布した塗料が流れる場合がある
水性塗料なので、硬化が済むまで水にとても弱いです。
塗料によっては雨への耐性があるものは増えてますが、
塗布している最中に雨が当たってしまうと、塗料が流れるように落ちてしまう可能性があります。
天候を見極めた上で工事の可否を決めるので、時期によっては工期が延期されることもあります。
4.油性塗料のメリット
①確実に強く強靭な塗膜を作れる
有機溶剤がたっぷり含まれている塗料ですので、強く強靭な塗膜が確実に作れます。
そして、密着性にも優れているため、塗膜が剥がれにくく耐久性も確保できます。
②下塗り無しでも塗布できる場合がある
有機溶剤の中には下塗り材を必要としない塗料もあり、作業性に富んだ塗装工事となります。
③金属にもちゃんと密着する
水性では付着しにくい金属にもちゃんとと密着し、強靭な塗膜を作れます。
④乾燥が早い
有機溶剤の蒸発が早いため、塗布してからの乾燥時間が短いため作業の効率がよくなります。
⑤艶の維持
有機溶剤が含まれているので、艶を長くキープさせます。
5.油性塗料のデメリット
①臭気
油性塗料はシンナー独特の臭いを発し、場合によっては溶剤中毒を引き起こす可能性もあります。
油性塗料を使用する時は、ご近所の臭気の苦情を受ける事も少なくありません。
②価格が高い
有機溶剤が多く含まれているため、水性塗料に比べ塗料の価格が高くなってしまいます。
③保管に注意が必要
有機溶剤が含まれておりますので、火気に注意して保管をする必要があります。
6.まとめ
有機溶剤は安全か安全じゃないかと言えば、安全なものではないです。
お施主様やご近所様も同じですが、臭いに関しては、
近くに食品工場などがある場合、油性塗料を使う許可を貰えない場合があります。
ですが、水性塗料も全く臭気が無いという訳ではありません。
塗料には必ず臭いを発してしまうので、専門業者でないと不快になる方は出てくると思います。
どちらもメリット・デメリットを見比べ、ご自身の思う塗料をお選びいただく事が一番の選択です!
外壁塗装・屋根塗装・防水工事をお考えの方は岸本建設まで、是非一度 ご相談ください(*^^*)
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